メディア専門演習(コンピュータビジュアリゼーション)

科目名 メディア専門演習I, II「コンピュータビジュアリゼーション」
担当教員 竹島由里子(教授)
定員 15名
開講日・開催場所 後日、掲示

コンピュータビジュアリゼーション(可視化)って何?

ビジュアリゼーション(可視化)は、コンピュータグラフィックス(CG)の技術を用いて数値データを図形に変換することにより、視覚的な解析を可能にする技術です。こう聞くと一見難しそうですが、一番身近な可視化の例はグラフです。
「なんだ。グラフかー。簡単じゃん。」と思ったアナタ。そんな簡単なグラフでも、使っていいグラフと悪いグラフ、わかりやすいグラフとわかりにくいグラフがあります。
右のグラフはすべてダメなグラフです。どこが悪いかわかりましたか?
このような間違ったグラフを作成しないように、本演習では実習を通して学んでいきます。

授業概要

ビジュアリゼーション(可視化)は、コンピュータグラフィックス(CG)の技術を用いて数値データを図形に変換することにより、視覚的な解析を可能にする技術です。大規模データや複雑な構造をもつ数値データそのものから、意味のある情報を取り出すことは困難ですが、可視化することにより、そこに隠された情報を直感的に見つけ出すことができるようになります。現在、様々な分野で広く可視化が利用されていますが、どのように数値データを図形化するかによって、得られる情報量も変化してしまうため、適切な可視化技法の選択と可視化パラメタ値の設定が必要不可欠です。
みなさんにはあまり馴染みのない「可視化」ですが、工業や産業、いろいろな分野で役立っています。様々なデータが氾濫している現在、どのように必要な情報を獲得するかがとても重要になってきます。
本演習では、汎用情報可視化ソフトウェアTableauなどを用いて、実際のデータを可視化しながら、内部でどのような処理が行われているのか、どのようなことに気をつけなければならないのかなどについて学びます。

到達目標

解析対象のデータの性質や特性などを考慮し、可視化目的に応じて、何を、どのようにグラフィカルな情報に変換すればよいかを考える力を習得します。また、可視化結果から、どのような可視化が行われているかについて考察ができ、画像が示している情報が何であるのかを把握できるようにすることを目指します。本科目では、ラーニングアウトカム重点項目のうち、実学に基づく専門能力および分析・評価能力の習得に重点を置いています。

授業方法

可視化に関する基礎知識の講義と、ソフトウェアを使用した実習を行います。実習は、個人で行い、工学や医療、社会など様々な分野のデータを利用して、各自で可視化結果を作成します。実習では、単純に画像を作成するだけでなく、対象データに適切な可視化方法を選択する力や、可視化を用いてどのようにデータから情報を獲得するかなどについても学習します。

履修上の注意

情報可視化に使用する可視化ソフトウェアTableauは、演習室での使用の他に、希望者は各自のPCにインストールすることも可能です。科学技術データの可視化では、工学や医療に関するデータを扱いますが、データに関する専門的な知識は必要としません。

準備学習

可視化の対象として、様々な分野のデータを扱うため、世の中にはどのようなデータが存在していて、どのような情報を持っているかなど、幅広い分野の情報に興味をもつようしてください

成績評価方法・基準

実習への取り組み60%、作品発表会での発表40%の割合で評価し、100点満点中60点以上で単位認定とします。

授業計画(予定)

第1回 ガイダンス・可視化とは?
第2回 表形式データの表現/基礎的なグラフの書き方
第3回 データの整形
第4回 タスクの抽象化と可視化表現
第5回 対話的な操作
第6回 ストーリーの作成
第7回 インフォグラフィックス
第8回 科学技術データの可視化/スカラ場の可視化
第9回 ベクトル場の可視化/アニメーションの作成
第10回 実習(科学技術データの可視化)
第11回 さまざまなデータの可視化
第12, 13回 実習(自分の好きなデータを可視化)
第14回 作品発表会

問い合わせ先

竹島 由里子 takeshimayrk@stf.teu.ac.jp

研究棟C 504